今週末は"日本一を決める戦い”全日本選手権ロードレース
王者なき頂上決戦へ
2026全日本選手権ロード
舞台は南魚沼の"サバイバルコース"

いよいよ今週末、2026年の自転車ロード日本一が決まります。
6月27日(土)・28日(日)、新潟県南魚沼市の三国川(さんごくがわ)ダム周回コースで開催される「第94回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」。2日間に亘って各カテゴリーのレースが開催されますが、今回は男子エリート(12kmx15周=180km|28日11:30スタート)。のレースを簡潔にご紹介いたします。
「今年は例年以上に読めないレース」
まず大前提として押さえておきたいのが昨年大会です。2024年・2025年と26年ぶりの2連覇(藤野智一氏の1998-99年以来)を成し遂げた小林海選手が、優勝直後のインタビューで現役引退を電撃発表しました。つまり今年は、ディフェンディングチャンピオンが存在しない状態でスタートを切る、近年でもっともオープンな全日本選手権になります。
「舞台は"公道復帰"の三国川ダムコース」
もう一つの大きな見どころは舞台そのものです。ここのところ、全日本選手権ロードは静岡・伊豆の日本サイクルスポーツセンターのサーキットコースで3年連続開催されてきましたが、今年は2018年の益田開催以来の一般公道に復帰。会場は南魚沼市の三国川ダム周回路(通称・しゃくなげ湖)になります。一方、この会場は、JBCFが2014年から開催してきた「南魚沼ロードレース(経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)」と同一であり、国内のトップチームの多くはすでに経験済みの周回コースでもあります。
「コースの特徴をおさらい」
・スタートから2kmは8%前後の上り
・中盤はダム湖沿いの基調平坦区間だが、カーブと細かいアップダウンが連続
・残り3kmで高低差約100mの一気の下り。つづら折れのテクニカル区間で下りの技術差がそのまま順位に直結
JBCF自身が「サバイバルレースになることが多い」と総括しているコースで、しかも今回は180kmという、このコース史上最長の距離。脱落者はかなりの数になりそうです。参考までに、直近2年のJPTのリザルトは以下の様になります。
2024年:優勝 Benjamin Dyball(ヴィクトワール広島)|団体優勝 マトリックスパワータグ
2025年:優勝 林原聖真(当時・群馬グリフィン、現シマノレーシング)|団体優勝 Astemo宇都宮ブリッツェン
特に2025年大会では「来年の全日本選手権の舞台になる」と発表があったタイミングでもあり、各チームはこの一年、南魚沼をを意識して調整してきた経緯があります。王座は空位、舞台は"十分に経験済み"ですが、同コース過去最長距離、各チーム・有力選手のコンディションが拮抗しているなど、今年は例年以上に読めないレースとなりそうです。南魚沼の地で、新しい日本チャンピオンの誕生を見届けたいと思います!
◯第94回全日本自転車競技選手権大会ロードレース特設ページ
◯土曜日のレースは「GachinkoCycleTV」で配信
◯日曜日のレースは「J SPORTS」で配信


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