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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

いよいよ再開?国内ビッグレース

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2022年シーズンの日本国内UCIレースは、ここまで「ツアー・オブ・ジャパン」と「ツール・ド・熊野」の2レースが無事に開催されています。

現在、UCIカレンダーに掲載されている国内のUCI公認レース(UCIポイント付与レース)は以下の通りとなっております。

5月中旬:ツアー・オブ・ジャパン(UCI-2.1/今年は2.2)
5月下旬:ツール・ド・熊野(UCI-2.2)
6月下旬:全日本選手権ロードレース(NC)
9月中旬:ツール・ド・北海道(UCI-2.2)
10月上旬:OITAアーバンクラシック(UCI-1.2)
10月中旬:ジャパンカップ(UCI-1.Pro)
11月上旬:ツール・ド・おきなわ(UCI-1.2)

コロナ禍により、2020年は全ての国内UCIレースが開催中止となりましたが、翌2021年は「ツアー・オブ・ジャパン」「OITAアーバンクラシック」「全日本選手権ロードレース」の3レースがなんとかコロナ禍での開催を実現させました。

そして2022年、更に「ツール・ド・熊野」が3年ぶりの開催を果たし、いよいよ秋のビッグレース再開に向けた機運が高まりはじめています。

尚、コロナ禍以降ここまで開催したUCIレースというのは、基本的に国内チーム中心の編成となっており、UCI規定通りに海外チームを招聘できたレースというのはまだ存在していません。

そんな中で注目されるのは、やはり多くの海外トップ選手とたくさんの観客が集まる「ジャパンカップ」と「さいたまクリテリウム(UCIクリテリウム)」の2レースになります。

両レースとも、海外トップ選手の出場、及び、たくさんのお客さんが集まること、が最優先事項の大会であるため、この2レースの再開が意味することは、本当の意味での「国際レース再始動」という部分になります。

我々TOJは、「国内UCIレースの灯を絶やさない」という想いでこの2年間必死にレースを開催してきましたが、残念ながら入国制限の緩和には間に合わず、海外チームの招聘無しでTOJを開催しました。

しかし、6月10日以降、日本への入国制限が大きく緩和される方向となっていることから、今後国内で開催されるUCIレースについては、海外チームを招聘できる可能性が高い状況となっています。

あくまで安全を最優先としつつ、日本のレースにもあの盛り上がりが戻ってくることを期待したいと思います。

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