オンボードカメラ

最近、ヨーロッパのメジャープロレースに於いて、選手が乗るロードバイクのハンドルやサドル下などに、小型カメラが取り付けられている映像をよく見かけます。
F1などのモータースポーツ界では既に定番となっている 『オンボードカメラ』 が、自転車ロードレースの世界でも徐々に注目を集めはじめています。
『定点カメラ』 や 『カメラモト』 で撮影した映像などとは異なり、臨場感たっぷりの荒々しい映像が売りになっていますね。
しかし、現在のUCI(国際自転車競技連合)のルール上では、自転車本体に余計な付属品を取り付けることは禁止されており、あくまでも各レース主催者ごとに特別に許可を得て 『オンボードカメラ』 が使用されている状況下にあります。
そんな中、自転車ロードレースの新しい 『付加価値』 を創造したいUCIが、数ヶ月以内にこのオンボードカメラの使用を正式に認めるのではとの報道がありました。
我々 『ツアー・オブ・ジャパン』 としても迫力ある映像を撮影できるならば、こういった新しい機材はどんどん取り入れていきたいと考えていますが、これまで、国内の公式ロードレースで、オンボードカメラを正式採用したケースはまだありません(ゲリラ的の撮影した動画はありますが…)。
自転車ロードレースの映像を撮影する手段として一般的なのは 『オートバイ』 や 『ヘリコプター』 などがあります。
この二つがあれば、極端な話し 『定点カメラ』 がゼロでもそれなりの映像を確保することができるでしょう。
しかし、映像の迫力と美しさに比例するように、費用もかなりの規模に達してしまいます。
我々の様に広報予算が脆弱なレース主催者にとっては、『オンボードカメラ』 や 『ドローン(ラジコンヘリ)』 の出現は、ある意味で大きなチャンスになるのかもしれません。
今後技術革新が進み、『オンボードカメラ』 や 『ドローン』 からの映像をネットでライブ配信できる日が来たならば、自転車ロードレースのエンターテイメント性は飛躍的に向上することでしょう。
ただ、技術革新にはある程度の時間が必要ですので、まずは今やれることを一つづつ消化していきたいと思います。


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