コロナ禍に於けるレース開催の負担

日本国内でも徐々に各種自転車競技が再開を模索しはじめています。
そんな中、JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)が下記内容にて2020年のロードレースシリーズ戦を開幕させました。
◯7/18 JBCFきらら浜タイムトライアル E1/E2/E3/F
◯7/19 JBCFきらら浜クリテリウム E2/E3/F
◯7/23 JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-1 P/E1/E2/E3/Y
◯7/24 JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2 P/E1/F/Y
◯7/25 JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-3 P/E1/E2/E3/F
大会後のレポートや現場スタッフなどの声に触れてみて感じることは、平時に比べてその作業量や負担が想像以上に大きいということです。
今回JBCFがレースを再開するにあたり取り組んだ主な対策などは以下の通りです。
◯当面は無観客で開催する
◯大会当日に会場入りする全ての選手やスタッフ、プレス、大会関係者などに対して「健康状態に関する申告書」の提出を義務付け
◯ガイドラインに該当する体調不良者は何人も大会会場入りさせない
◯非接触型体温計を準備し大会会場入口にて全入場者の検温を実施する(37度5分以上 の者の入場を認めない)
◯感染予防のためマスク・手袋の着用やビニールカーテンの設置、ソーシャルディスタンス、アルコール消毒液での手指消毒などの徹底
◯大会会場内を定期的に巡回・確認する
◯インターネットやスマートフォンを使った電子的な事務処理の一層の普及を図り大会会場での書面の記入や現金の授受等を避ける
◯大会に関わる全ての者に対して接触確認アプリのインストールを案内
◯会場のゴミ箱は使用しない
◯発症者又は疑いのある者の大会場内隔離スペースを準備
中小のスポーツイベントであればどこも似たような感じだとは思いますが、現状、大会を開催するための予算や人員というのはある程度まで切り詰められてしまっているのが実情だったりもします。
現代風な言い方をすれば「筋肉質(無駄を削ぎ落とした)」な体制であり、特に昨今はその様な効率的な体制を随所で求められます。
しかしコロナ禍に於いては、イベントスタッフや関係者も含めて体調不良者は参加させない・会場入りさせないということが徹底されるため、ギリギリの体制では開催リスクが大きく上がってしまうことにもなります。
また、大会の2週間前から厳格な体調管理が求められるため、精神的にもかなりの長期間緊張状態を強いられることになります。
今後、数をこなすことで徐々に効率化が図られ、ストレスレベルも低下するのかもしれませんが、それでも予算面が厳しい状況下で大会に関連する執務はかなり増えることになるので、やはり「今までと同じことをやる」というのはかなり難しくなっていくのかもしれません。
無理をしなくてはまわらない、しかし、無理をして体調を崩すと隔離される…。引き続き小さくないジレンマと向き合いながらの取り組みが続いていきそうです。


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