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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

大会終了のご挨拶

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お陰さまで、「NTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパン」は、20回目の記念大会を無事に終えることができました。

勝利への強い想いを胸に本気の戦いを魅せてくれたチーム・選手の皆さま、各会場で選手たちへ気持ちのこもった声援を送ってくださいました情熱的な観客の皆さま、膨大かつ過酷な準備作業を進めてくださった各ステージの実行委員会の皆さま、大会を支えてくださいました協賛社の皆さま、連日激しく動くレースを見事にコントロールしてくださった審判団の皆さま、大会の開催をサポートしてくださいました後援・協力の各団体さま、そして、大会運営に関わった全てのスタッフに対し、心より感謝の気持をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

今年は、「NTN株式会社様」を大会史上初となる冠協賛社として迎え、更に節目となる20回目の大会ということで大会ロゴを一新するなど、大会事務局にとってはいくつかの新たな取り組みにチャレンジする年となりました。

大枠では更なる進化とポジティブな評価をいただいた一方で、現場レベルでは、多くのお叱り・ご指摘・ご要望などもいただき、個人的には期間中はひたすら頭を下げ続ける時間を過ごしたりもしました…

私自身、大会主催者として4回目の「ツアー・オブ・ジャパン」を終えたわけですが、一定の手応えを感じると同時に、ある種の手詰まり感とそこから派生する危機感も感じていたりもします。

「ツール・ド・フランス」が世界最大の自転車ロードレースであるように、本来「ツアー・オブ・ジャパン」は国内最大の自転車ロードレースでなくてはなりません。

自分自身が思い描いてきた理想のもと突っ走った4年間で生み出されたものは決して少なくないとは自負していますが、但し、物事というのは山頂に近づけば近づくほどその険しさや難易度は増していくものです。

できて当たり前、あって当たり前。。。

大会が成熟すればするほど評価の基準は上がり、そして、要求も厳しくなっていきます。

すでに来年の大会に向けた戦いははじまっており、また、「ツアー・オブ・ジャパン」だけではなく、日本のレース界、もっと言えば日本の自転車界全体の未来もデザインしていかなくてはなりません。

カッコをつけているのではなく、本当にそうしなければ「ツアー・オブ・ジャパン」の未来自体も閉ざされてしまうことになります。

但し、幸運にも私の周りには同じ想いを持った同志がたくさんいます。

すべてに感謝し、そして諦めずに理想を追求し続ければ、必ず何かが生み出されるはずです。

「ツアー・オブ・ジャパン」は次の「20回」に向けて新たな挑戦を開始いたします。

引き続き宜しくお願いいたします。

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