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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

イベント業

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毎月一回開催している「ツアー・オブ・ジャパン」の観客向けイベント「通称:プロ観(プロ観戦者への道)」。

昨夜開催した「1月のプロ観イベント」のゲストは日本有数のシクロクロスイベント「シクロクロス東京」を主催し、過去にプロ観のメルマガ記事にもご登場いただいたチャンピオンシステム・ジャパン社長の棈木亮二(あべきりょうじ)氏でした。

2週間後(2017年2月11~12日)に迫った「シクロクロス東京」の開催に関する苦労話や、運営上の様々な工夫など、個人的にもとても参考になるお話をたくさん伺うことができました。

また、棈木氏は「AJOCC(一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会)」というシクロクロスの各レース主催者を統括する「主催者協会」の運営にも尽力されており、横の繋がりが薄い国内ロードレース関係者としては大いに見習うべき取り組みをすでに実践されている方でもあります。

そんな「レース開催(イベント業)」の先輩のお話を伺っていて、ふと、「人はなぜレース(イベント)を開催するのか?」という基本的な部分について考えを巡らせてしまいました。

有名な登山家「ジョージ・マロリー氏」の名言に「なぜ山に登るのか?そこに山があるからです。(実際は“なぜあなたはエベレストを登るのですか?それがそこにあるからです。”だそうです)」という言葉がありますが、イベンターにいわせれば「なぜレースを開催するのか?そこに道(スペース)があるからです。」という感じにでもなるのでしょうか…。

表現方法はさておき、どうしてこんなことを考えたかというと、「レースを開催することの理不尽さ」というものを、開催する側の多くのひとたちが感じ、そして多かれ少なかれ口にしているからです。

ネガティブなこと(作業量・精神的負荷・責任・クレームの多さ・様々な経済的負担・etc)に対するポジティブなこと(喜び・賞賛・報酬・etc)のバランスは明らかに偏っており、それでもなおイベンターたちはレース開催に情熱を燃やしていくのでしょうか?

きっとそこには言葉では説明できない「なにか」が潜んでいるのでしょう。

私自身、選手、監督、そしてレース主催者と転身し、主催者としての「ツアー・オブ・ジャパ」業務は今年で4回目の挑戦となります。

まだ100%は理解できていないその「なぜ」を今年こそは発見したいと思います。

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