頼りがいのある存在

週末から月曜日にかけて「伊豆大島」及び「沖縄県庁」へ行って参りました。
前者はもちろん「全日本選手権ロードレース」のためであり、後者は「沖縄県での地域振興に関する委員会」に出席するためです。
大島も、そして沖縄も、国際的な自転車ロードレースを開催した実績があります。
そういった意味で考えると、両地域はある意味で近い関係にありますが、しかし、実際には、自転車ロードレースを開催するための仕組みやそこに至るためのアプローチには大きな違いがあります。
それはいったい何故なのでしょうか。
まず第一に、自転車ロードレースを開催するための明確なビジネスモデルが存在していないことがとても大きいと思います。
昨日の委員会で面白い言葉を聞きました。
「K・K・D」=「勘・経験・度胸」
(ネガティブな意味でつかわれていました)
(ネガティブな意味でつかわれていました)
まさに自転車界を表している表現だなあと感じました。
もちろん、なにかに取り組むためにはとても大切な要素だとは思う一方で、現代は、この3要素だけで大きなお金を安定的に集めたり生み出したりすることはとても困難であります。
担当者が変わってもクオリティを維持できる「運営マニュアル」や、協賛金や補助金などを長期的に得るためのアイデアと実効性に富んだ「セールスシート」。そして何よりも、常に移り変わる時代のニーズに対応するための「マーケティング力」などがなければ、「勝ち組」として生き残っていくことは到底難しいでしょう。
こういった提案力(特にマーケティング力と営業力)などが、自転車界からは完全に抜け落ちてしまっています。
ですから、「自転車をつかった街興し」を考え、実行に移してくれる自治体があったとしても、結局は現場レベルで試行錯誤し、そして、自転車界のコントロール外でノウハウが生まれ、更にその情報の集約と有効利用が自転車界としてうまくできていないので、全体としての発展や統一性が一向に向上していかないのです。
このことは「ツアー・オブ・ジャパン」にも当てはまる内容であり、早急に改善していかなくては、と、日々焦っています。
結局のところ、全ての事業のクオリティを決めるのは、その組織に属する「人」の「能力」、もしくは「やる気」なのだと強く感じます。
自転車に「魅力」と「可能性」を見出してくれた自治体様や企業様などにしっかりと自転車界として恩返ししていくためにも、もっともっと頼りがいのある自転車界へと進化していく必要があるのだと強く感じます。


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