TOJ2026 AMANO 相模原ステージ レースレポート
⽇時:2026年5⽉30⽇(土曜⽇)
天候:晴れ30℃
来場者数:24,000人
ステージアンバサダー:初山翔
ホームステージチーム:TEAM UKYO
集団スプリントを制した19歳オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ X ボディラップ)がTOJ初勝利
ツアー・オブ・ジャパン7日目は、神奈川県相模原市が舞台となる。橋本公園をスタートし、4.8kmのパレード区間を経て旧小倉橋を通過した後にアクチュアルスタート。鳥居原ふれあいの館前周回コースを7周する走行距離107.5kmのコースが設定された。3秒差ともつれ込んでいる総合2位と3位、そして3ポイントと僅差の山岳賞争いが、このステージの焦点となった。


スタート直後にフランチェスコ・カロッロ(スワットクラブ)が抜け出しを図り、残り7周のコントロールライン通過時には8名の逃げが形成される。


カロッロはチームメイトのジャコモ・ガラヴァーリャを逃げに乗せた一方で山岳賞リーダーの山本元喜(キナンレーシングチーム)は逃げに入れず。この逃げには後から織田聖(愛三工業レーシング)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、本多晴飛(VC福岡)、ニルス・シンシェック(トレンガヌ)が加わり11人まで膨らんだ。

この先頭グループにはポイント賞リーダーのトンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)が入っており、20.5km地点、48.1km地点、75.7km地点に設定された中間スプリントポイントを全て先頭通過。ポイント賞ジャージのリード拡大に成功する。

カロッロも同様に24.7km地点、52.3km地点に設定された山岳ポイントを先頭通過。この日だけで10ポイントを加算し、山岳賞の首位に立った。残す山岳ポイントでの逆転が不可能なため、カロッロが山岳賞リーダーをこの時点で確定させる。

最大で2分まで開いた差だが、残り3周から集団のペースが上がり、先頭グループの協調体制は崩壊。

残り1周に入る手前でダーティが単独で飛び出し、残り8.5kmでマッズ・アナスン(スワットクラブ)が、残り5.6kmで山本大喜(VC福岡)とゼブ・キフィン(トレンガヌ)、梅澤幹太(日本ナショナルチーム)が追いつき先頭は5名に。


集団が迫る中、残り3.5kmでキフィンと山本だけが先頭を走るが、残り1kmでこの逃げは吸収。勝負は集団スプリントに持ち込まれ、オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ X ボディラップ)が制しステージ優勝を遂げた。


19歳のギャラガーは今大会いなべステージで3位、綿半 信州飯田ステージではメイン集団のスプリントで先頭の4位に入ったパンチャー。飯田では勝利と勘違いしてフィニッシュラインで両手を挙げてしまったが、相模原でついに勝利を掴み取った。


中盤にかけて集団の牽引を担ったソリューションテック NIPPO ラーリは総合1位2位の座をキープ。栄冠まで残すは最終日東京だけとなった。ポイント賞、新人賞に変動はなかった。

ステージ優勝 オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ X ボディラップ)のコメント:
「数日前(綿半 信州飯田ステージ)は勝ったと思って両手を上げたけれど、実際はステージ4位でした。だから今日は、ある種の敬意から、両手を上げられませんでした。でもここのところ勝利に近いところにいたので、今日は勝てて嬉しいです。残り2周からペースが上がり、周りの選手たちが苦しんでいるのを見て、今日はいけると自信を持ったんです。将来はワールドチームの育成チームに入り、より成長していければと思います」

個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)マッテオ・ファブロ(ソリューションテック NIPPO ラーリ)のコメント:
「チームで集団をコントロールし、上手く一日を終えることができました。コースはハードで、最後はペースも上がりストレスを覚えましたが、チームは強く、問題はありませんでした。明日はスプリントのステージになることを望みます。その場合は、チームのスプリンターで勝利も狙います」

個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)のコメント:
「今日はスプリントポイントを可能な限り獲得することを狙って逃げに乗りました。最後は集団が迫ってきたのでステージ優勝を狙って全開で逃げましたが、一人では分が悪かったです。集団に追いつかれた後はできるだけチームメイトのための走りをしました。足の調子は良かったのですが、今日はギャンブルに少し負けましたね」

個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)フランチェスコ・カロッロ(スワットクラブ)のコメント:
「今日は逃げに乗らないといけない日でした。ジャージを獲得するためには2回、KOMを先頭通過する必要があったからです。なのでスタートから逃げを試み、ガラヴァーリャや他チームの選手とも協調がとれ、KOMポイントを2回先頭通過できました。目標が達成できて嬉しく思います。(5円玉をネックレスにしていることについて)昨年、ツール・ド・おきなわに参戦した際の5日間の旅がとっても楽しくて、そのことを忘れないために『5』のコインを身につけているんです。でも『ご縁がある』ということは知りませんでした。教えてくれてありがとうございます!」

新人賞(ホワイトジャージ)ウィル・ヒース(シーキャッシュ X ボディラップ)のコメント:
「オスカー(・ギャラガー)とは今年一緒に過ごす時間が長いので、彼の優勝を嬉しく思います。今日はNIPPOが集団をコントロールして前半は穏やかでしたが、他のステージ同様に終盤にかけてペースがものすごく速くなりました。ツアーの終盤で身体が空っぽになっていますが、なんとか食らいつきました。タイム差もあるので明日の東京で、このホワイトジャージを着ることができるのが楽しみです」


第7ステージ AMANO 相模原ステージ 順位
1位 オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ X ボディラップ)2時間23分02秒
2位 レオネル・キンテロ・アルテアガ(ヴィクトワール広島)+1秒
3位 ティレン・フィンクスト(ソリューションテック NIPPO ラーリ)+1秒
個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)
1位 マッテオ・ファッブロ(ソリューションテック NIPPO ラーリ)13時間27分35秒
2位 カミール・ボヌー (ソリューションテック NIPPO ラーリ)+55秒
3位 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(VC福岡)+58秒
個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)79pt
2位 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(VC福岡)62pt
3位 オスカー・ギャラガー (シーキャッシュ X ボディラップ)55pt
個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)
1位 フランチェスコ・カロッロ(スワットクラブ)33pt
2位 山本 元喜(キナンレーシング)26pt
3位 ジャコモ・ガラヴァーリャ(スワットクラブ)20pt
個⼈総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位 ウィル・ヒース(シーキャッシュ X ボディラップ)
2位 島崎 将男(日本ナショナルチーム)
3位 オスカー・ギャラガー (シーキャッシュ X ボディラップ)
RTA賞 梅澤 幹太(日本ナショナルチーム)





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