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TOJ2024 いなべステージ レースレポート

⽇時:2024年5⽉21⽇(火曜⽇)
天候:晴20℃ 
来場者数:18,000人
ステージアンバサダー:加藤康則
ホームステージチーム:キナンレーシングチーム

ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が逃げグループのスプリントを制しステージ優勝&総合リーダーに

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大会3日目のいなべステージは、三岐鉄道北勢線の終着駅である三重県いなべ市の阿下喜駅前をスタートし、3.1kmのパレード区間を経て1周14.8kmのいなべ市梅林公園周回コースを8周する走行距離127.0kmのコース。いなべステージ名物の激坂『イナベルグ』がポイントとなる。

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強風の影響もあり、集団からアタックがかかるも決定的な抜け出しが決まらないまま一周目を終了。2周目に設定されたKOMでは集団から山岳賞ジャージを着る中井唯晶(シマノレーシング)が飛び出し先頭で通過。山岳ポイントを加算する。

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その後も飛び出しを狙った動きが続くが、決まらない。3周回目完了時のスプリントポイントは逃げていたモフド・ザリフが先頭通過。アスタナ カザクスタン ディベロップメントチームのダヴィデ・トネアッティ、キナンレーシングチームのライアン・カバナが続きそれぞれポイントとボーナスタイムを獲得した。

4周目のイナベルグでカーター・ベトルス(ルージャイ インシュアランス)、草場啓吾(愛三工業レーシング)、ジョバンニ・カルボーニ、小石祐馬(共にJCL TEAM UKYO)、ドリュー・モレ(キナンレーシングチーム)、ザッカリー・マリッジ(チームブリッジレーン)、アナトリー・ブディアク(トレンガヌサイクリングチーム)の7名が先頭グループを形成。4周目完了時にメイン集団に対し1分39秒後差をつけた。

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5周目のKOMはモレが先頭通過。6周目完了時のスプリントポイントは、カルボーニ、マリッジ、モレの順に通過する。7周回目完了時に逃げと集団とのタイム差は1分10秒。

最後は逃げグループでの上りスプリントに持ち込まれ、カルボーニがステージ優勝。2位にブディアク、3位にモレが入った。メイン集団は1分33秒遅れで岡本隼(愛三工業レーシングチーム)を先頭にフィニッシュしている。

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この結果、カルボーニが総合リーダージャージとポイントジャージを獲得。新人賞はステージ5位のマリッジへと移った。

個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)・個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)のコメント:
「日本人のチームメイトからこのステージがハードであることは聞いていました。3周目でチームメイトの(小石)祐馬と一緒に逃げに入ることができましたが、彼がいなければ今日の展開にはならなかったと思います。逃げグループでは協調体制がなかなかとれなかったので、最後は自分が先行してフィニッシュへ向かいました。明日はスプリンターのステージなのでマルチェッリで狙います。」
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個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)中井唯晶(シマノレーシング)のコメント:
「一日中キツかったですね。風が強く、登り口もナーバスでした。最初の山岳ポイントでは、チームメイトが位置取りのアシストをしてくれたおかげで5ポイントを獲得できました。なんとか今日ジャージを守り切れてよかったです。今回赤いアイウェアでレースに臨んでいるのですが、赤の山岳賞ジャージを連れてきてくれたのかもしれません。」
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新人賞(ホワイトジャージ)ザッカリー・マリッジ(チームブリッジレーン)のコメント:
「日本でホワイトジャージを着ることができて嬉しいです。一日中タフで、最後には足がつってしまいました。今季カデル・エヴァンスグレートオーシャンロードレースでの山岳賞というリザルトはありましたが、初めての日本でのレースでの新人賞の方がベストリザルトと言えるかもしれません。この後にはヨーロッパ遠征も控えているので、ここでいい結果と印象的な走りができればと思います。」
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第3ステージ いなべ順位
1位    ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)3時間10分52秒
2位    アナトリー・ブディアク(トレンガヌサイクリングチーム)+0秒
3位    ドリュー・モレ(キナンレーシングチーム)+0秒

個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)
1位    ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)5時間55分10秒
2位    アナトリー・ブディアク(トレンガヌサイクリングチーム)+14秒
3位    カーター・ベトルス(ルージャイ インシュアランス)+17秒

個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位    ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)42pt
2位    マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)33pt
3位    マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)30pt

個⼈総合⼭岳賞(レッドジャージ)
1位    中井 唯晶(シマノレーシング)15pt
2位    ライアン・カバナ(キナンレーシングチーム)6pt
3位    ドリュー・モレ(キナンレーシングチーム)5pt

個⼈総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位    ザッカリー・マリッジ(チームブリッジレーン)    
2位    寺田吉騎(シマノレーシング)    
3位    ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメントチーム)

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