継続
堺ステージ実行委員会
江原政光

この時期の選手のトレーニングは寒さもあって、トレーニングを続けるにはココロの強さを必要とします。
世界の超トップクラスは地中海などの暖かい場所で合宿をしますが、それ以外の殆どの選手たちは、黙々と地元でトレーニングをしています。
ただ、ヨーロッパと比べると日本の寒さはまだマシと言えるかもしれません。
この冬の厳しい時期に、しっかりトレーニングを継続できるかが、レース直前のコンディション調整以上に大切だと思います。
ここで出来た絶対的な差は、誰もがトレーニングしやすい気候になる春先からでは取り返せない大きな差になるのです。
レースシーズン前のこの寒さが既に、選手達をフルイにかけているように感じます。
「根性」という精神論は、一昔前の考えと思われる方も居られるかもしれませんが、どんな科学的トレーニングをしてきた選手であっても、レースの最後の最後、苦しい場面でペダルを踏めるか、やめてしまうかは、自分の意志次第です。
「いかにキツイところで頑張れるか」という根性が、最後は勝負を分けるというロードレースの本質は今も昔も変わらないと思います。
今日もレース本番の華やかさとは程遠い、地味なトレーニングが続いているでしょう。
さて、ツアー・オブ・ジャパンも今年で19回目を迎えます。ツアー・オブ・ジャパンの前身である国際サイクルロードレースが始まった1982年から数えると、なんと35年間も続いてきたことになります。
その間には色々な出来事がありましたが、「大会を継続する」という先輩関係者の皆さんの強い意志(根性)と、地元の皆様をはじめとする多くの関連団体のご理解のおかげで現在に至っています。
選手のトレーニングと同じく、レースの開催も毎年継続していくことが、日本での自転車ロードレースの今後の発展に貢献していると思います。
私の選手時代の友人の言葉で「レース直前になんぼ頑張ってもしゃーない。3ヶ月前に頑張っとかなアカン」というのが有ります。
35年前の最初の大会があったから、今年のツアー・オブ・ジャパンがあり、さらに今年のツアー・オブ・ジャパンが未来に繋がっていくのだと思います。
これはレース開催の準備にも当てはまります。
TOJ開催各地の実行委員会の皆さんも、準備を着々と進めていることでしょう。
観戦に来られる皆さんも、そろそろ予定を考え始めてはいかがでしょうか?
堺ステージ実行委員会 江原政光


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