第19回ツアー・オブ・ジャパン開幕前日記者会見

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5月28日、第19回ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー、2.1)の開幕を翌日に控え、大会に出場する有力選手たちが、大阪府堺市「さかい利晶の杜」での記者会見に出席いたしました。

今大会唯一のUCIプロチームとして参加するランプレ・メリダ(イタリア)からは、日本屈指の有力選手であり、2月の大腿骨折からの復帰戦となる新城幸也と、エーススプリンターを務めるダヴィデ・チモライ(イタリア)、UCIプロコンチネンタルチームのNIPPO・ヴィーニファンティーニ(イタリア)からは全日本チャンピオンの窪木一茂、また国内チームからは、ブリヂストンアンカーサイクリングチームの内間康平、2年連続ツアー・オブ・ジャパンにて日本人最高位を獲得している宇都宮ブリッツェンの増田成幸、以上の5名が出席いたしました。

なお、新城幸也と内間康平はリオデジャネイロオリンピックのロードレース日本代表、窪木一茂はトラック競技の複合種目オムニアムの日本代表となっており、3選手が一堂に会するのは、代表選手決定後初めての機会となりました。

各選手のコメント

◯新城幸也(ランプレ・メリダ)
「待ちに待ったレースです。1ヶ月半、しっかりと自転車の上で生活をし、骨折の箇所も自分のものになってきました。タイでの直前合宿では、ジロ・デ・イタリアよりも長い距離を乗り込み、ツアー・オブ・ジャパンを始め、今後のレースに向けて非常に良い練習をしてきました。目標はチモライ選手の区間優勝をアシストすること。個人的には復帰戦となるので、日本の土地で、チームメートと走ることを楽しみながら、チームで一つでも多くの勝利を取って帰りたいと思います」

◯ダヴィデ・チモライ(ランプレ・メリダ)
「新城幸也選手の骨折はとても残念でしたが、ツアー・オブ・ジャパンに新城選手と一緒に参加できることをとても嬉しく思っています。本大会には、さまざまなバリエーションのステージがあり、そのなかで、将来の糧となるようなレースができると良いと思っています。レースを走ることで、自分の知らない日本の街を知ることも楽しみにしています」

◯窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
「直前までノルウェーのレースを走っており、良いコンディションに仕上がっています。今回のチームはスプリンターを中心にしており、区間優勝を狙っていきたいと思います。チームのスプリンターたちとうまく連係をして結果を出せると良いと思います。また今年初めて走る日本のレースなのでとても楽しみです」

◯内間康平(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
「京都ステージの試走に行ってきましたが、休む間もなくテクニカルなコースだと感じました。悪天候も予測されているので、そこまでにコンディションをしっかりと上げて、得意な悪天候を利用して前で展開していきたいと思います」

◯増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
「待ちに待ったツアー・オブ・ジャパンが始まります。今までは移動日がありましたが、今年からは8日間連続のレースとなり、ステージレースが好きな自分としては、真のロードレースができるのではないか? と期待しています」

2016年のツアー・オブ・ジャパンは、6月5日(日)の東京ステージまで全8ステージで開催され、総走行距離は747.45kmとなっております。大会初日となる5月29日(日)の堺ステージは、大阪府堺市・大仙公園周回コースにて開催される2.65kmの個人タイムトライアルとなっており、第一出走者は13時40分にスタートします。

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