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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

自転車ロードレース関連商品

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近年、日本全国で自転車ロードレースやロードバイク関連イベントの開催数が増えてきています。

特に自治体が「街興し」のために「自転車ロードレース関連商品(今回は敢えてレースやイベントを“商品”と表現します)」をチョイスする例が多くなってきているので、今回は改めてその強みと可能性、選択肢などについてまとめてみたいと思います。

一般的に他のスポーツと比べて自転車ロードレースが持つ「強み」と「課題」は以下の様になっています。

◯強み
・スタジアムやアリーナなどの箱物が必要ない
・必要になるのは「道路(コース)」「スペース(会場や駐車場)」「宿泊施設」など
・比較的コンパクトな予算で開催が可能(数百万円〜数千万円)
・街や自然の中にある道路がコースとなるのでその地域の魅力をダイレクトに発信しやすい
・お祭りやサイクルツアーなど他イベントとのコラボがしやすい

◯課題
・コース設定の際の道路使用許可と周辺住民の皆さんの理解を得る作業が煩雑になりがち
・基本的に入場料収入が見込めない
・開催ノウハウを持つ人材が少ない

上記内容を考慮すると、都市圏よりも中小の自治体などが「街興し」目的に開催するのが適したコンテンツともいえます。但し、ゼロから単独でレースを創りあげるのは簡単なことではありません。

そこで、既存のレース(なんらかのステイタスを持ったレース)の中で、個別に誘致可能な主な“商品”を以下に挙げてみたいと思います。

◯全日本選手権
・窓口:JCF(日本自転車競技連盟)
・ステイタス:各種目・カテゴリーの日本チャンピオンを決めるレース
・集客力:潜在力は高いと思われるが現状は競技志向が強く観客はあまり多くない
・日程:2019年のロードレース関連種目は4日間開催
・経済効果:出場選手や関係者の宿泊数はそれなりにあり

◯Jプロツアー(年間シリーズ戦の中の1戦)
・窓口:JBCF(全日本実業団競技連盟自転車競技連盟)
・ステイタス:経済産業大臣旗がかかったレースもあるがJプロツアーの一般的な知名度はまだまだ高くない 
・集客力:国内プロチームが参戦することからレースのレベルはそれなりに高くまたチーム周りのビジュアルも良い。チームや選手のファンは他のスポーツに比べればまだまだ少ないが外国人選手なども出場しておりスポーツイベントとしての雰囲気はある
・日程:通常は週末の1〜2日で開催
・経済効果:出場選手や関係者の宿泊数、メディア露出は多少あり

◯インカレ
・窓口:JICF(日本学生自転車競技連盟)
・ステイタス:一般的にインカレの知名度は高くまたOBなどの興味を惹きやすい 
・集客力:潜在力は高いと思われるが現状は競技志向が強く観客はあまり多くない
・日程:通常は週末の1日開催
・経済効果:出場選手や関係者の宿泊数はそれなりにあり

◯ツアー・オブ・ジャパン(全体8ステージの中の1ステージ)
・窓口:TOJ組織委員会
・ステイタス:ツアー・オブ・ジャパンの一般的な知名度はまだまだ高くないが大規模な国際大会であり開催することで特に地元の注目度は高まる
・集客力:国際レースを開催するだけでなく地元自治体などとの連携により集客のための仕掛けも考慮されているので各ステージの観客数は多い 
・日程:全体8日間のうちの1日開催
・経済効果:出場選手や関係者の宿泊数、メディア露出はそれなりにあり
・備考:大阪から東京へ向かう日程及び位置関係、既存ステージを優先する状況などからいつでも誘致できるわけではない

今後は自転車界としてもこの辺りの交通整理をしっかりと行い、「自転車ロードレース関連商品」の価値向上に努めていきたいと思います。

NTN

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