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栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

本当のツアー・オブ・ジャパン

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これまでも何度かお話してきた「本当のツアー・オブ・ジャパン(九州から北海道まで縦断するレース)」開催について、最近でも考えさせられることや、質問を受けたりすることは決して少なくありません。

まず、現実問題として、現在、UCI(国際自転車競技連合)は、一つのレースの開催日数を短くしていきたいという意向を持っています。

同様に、チーム規模も拡大よりかは縮小方向に持っていきたいと考えているようで、2018年からグランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの世界3大ステージレース)の1チームの出場選手数を現行の9名から8名へと減らすことが正式に発表されています。

これにより、世界最高峰の「UCIワールドチーム」は、チームに所属する選手数(現在は30名前後)自体を少し減らす可能性があると一部でみられているようです。

全体的にこういった縮小傾向があるわけですが、ステージレースの開催日数の部分についてみてみると、現状、UCI公認の新規レースを立ち上げる場合、例外を除いて最大日数は基本的に5日間とされています。

ですから、「ツアー・オブ・ジャパン」はすでに特例扱い(8日間8ステージ)されているわけでして、ここから更に開催日数を10日間、14日間などという風に拡大していくことは厳しいのが現実だったりもします。

ちなみに何故ステージレースの開催日数を短くする方向にあるのかといえば、長期間に亘って開催されるステージレースが増えてしまうと、同時にチーム(選手)や関係者の拘束期間が増えてしまい、物理的な問題としてシーズン全体でのレース開催キャパが制限されてしまうという理由があるといわれています。

UCIとしては、コンパクトなレース、コンパクトなチームという方向性を打ち出しており(会長が変わると方向性は変わるかもしれませんが…)、より多くの地域で多くのレースと多くのチームが活動できる環境づくりを進めているのが現状といえます。

先日、「自転車をつかった街おこし」に力を入れている岡山県へ、ラジオ番組「ツアー・オブ・ジャパン」の取材で行ってきました。

日本全国には「自転車に適した地域」というのが本当に数多く存在しており、そしてそういった場所へ行ってみると例外なく「ここで国際レースを開催したら素晴らしいだろうなあ」という気持ちが湧いてきます。

また、「ツアー・オブ・ジャパン」の開催を望む地域も多く、既存ステージを大切にしながら、ルール的な制限を回避できる新たな座組がないかをいつも考えてしまいます。

現実的に日本で3週間のステージレースを開催することは難しいのかもしれませんが、いつか「本当のツアー・オブ・ジャパン」を開催できる日が来ることを心の奥底で願っています。

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